1泊3日でポートランドに行ってきました。
この夏(2017年)の『Love It, Portland』ツアーがあまりにも楽しくて、帰ってきてからずっと心ここにあらずのような状態が続いていたんです。
家でもずっとポートランドのガイドブックばかり読んだりしていて。
すると、ワイフが一言、
「ねぇ、もうさ、行って来たら?ここの週末空いてるんでしょ?」
なぬ!?週末だけを使ってポートランドに!??
・・いや、考えなかったことではなかったです。
だってやろうと思えば1泊3日で行って帰ってこられちゃうんだもの。
でもさすがに・・躊躇というか抑制する自分がいたんですけど、まさかこんな身近なところから背中押されるなんて!
もうこれは実行にうつすしかないっしょ!
そうと決まれば計画、というかどちらかというと、今回は企画を立ててみました。
ポートランド、丸っと24時間の滞在で一体何が出来るか、題して、『24 in PDX』!
あのドラマの『24』みたいに逐一時間と共に自分が今どこにいるかをインスタにアップしつつ、ライブ配信もしながら伝えてみよう、と。
そして、これは完全に後付けの理由でもあるんですが、最近僕の耳に届くポートランドの情報が結構ネガティブなものが多かったんです。
ポートランドの街にホームレスが急増している、ポートランドを代表するクラフトビールのお店が閉業する、ポートランド近郊の森が大変な山火事に見舞われている・・などなど。。
ポートランドを愛する人間からすると、どれも辛く悲しいニュースばかりでした。
もともと派手な街ではなく、むしろ変な人が集まってるって言われていたポートランドが、どこか”ブーム”のようになってしまい誰もが注目するようになり・・その反動なんでしょうか。
だったら、そんなブームとか全く関係なく昔っからポートランドが大好きだって言い続けてる僕みたいな人間が、ポートランドのポジティブな側面を改めて伝えてみよう、と思ったわけであります。
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、ここからは『24』よろしく、詳細な時間と共にどこで何をしてきたかをお伝えしてまいります!
「24 in PDX」
9月8日(金)の17:00に成田空港を出発し、ポートランドに到着するのも同じ9月9日(金)の朝。
「9:45」
ポートランド空港(PDX)到着&入国。
予定よりも50分ほど早く到着。
入国審査で1泊だけってことに関してあれこれ聞かれるかと思ったけど、「この週末、ポートランドに遊びにきた」って言ったら、「そうか」って、あっさり(笑)
「10:20」
レンタカーを借りる。
どこのレンタカーショップも大行列で、ここかからもポートランドに訪れる人がまだまだ絶えないことが判明。
手続きを済ませ、ここから本格的に始動開始。
「10:15」
まずは腹ごしらえ、ランチはずっと気になってたお店『Podnah’s Pit Barbeque (ポドナーズ・ピット・バーべキュー) 』へ。
11時オープンだったので、お店の前で少し待つ。
僕の旅のスタイルのひとつですが、飛行機の中では機内食を一切食べず我慢して我慢して、腹を思いっきり空かせて、現地で最初の食事にありつくようにしています。
表面はしっかり焼いてあるけれど口あたりが柔らかいお肉と、チェダーチーズの絡み具合が最高の”本日のサンドイッチ”を堪能。
このお店の横に『TEA BAR (ティー・バー)』っていうこれまた気になってたお茶・紅茶の専門店が。
「11:36」
TEA BARにて、デザート代わりのタピオカ入りミルクティーを購入。
店員さんに勧められた、Rose Vanilla (ローズバニラ)味、甘めだけど甘いの大好きだから好きな味。
抹茶やジャスミンも気になったから次回行く時はそれらを頼もう。
「12:04」
食後は必ずコーヒーを飲みたくなるんです。
今、ミルクティー飲んだばっかじゃんって、本当にその通りなんですが、もう体がそうなっちゃってるんです。
これまた気になってた『Kainos Coffee (カイノス・コーヒー)』へ。
浅煎りの豆を使うお店が多いポートランドですが、ここの豆はどちらかという中煎りで、味も濃い目。
腹一杯の満足感と時差ぼけが重なって少し眠気がやってきてた頭に、シャキッとしたカフェインが投入されたことにより、エンジン再稼働!
そうだった、そうだった、24時間しかないんだった。
よし、もう1杯飲みに行こう。
「12:34」
車で10分ほどのところにある『Never Coffee Lab (ネバー・コーヒー・ラボ)』へ。
小さいお店ですが、店内入るやいなやコーヒー豆の華やかな香りに包まれて、癒されながらも、さらに目が覚めました。
ラテもそう。
柑橘系のフルーティーな香りが、口から鼻に抜ける感じが心地よかった、美味しかった。
さあ、どんどん行こう、続いては・・
「12:53」
ポートランドのDIY好きが集まるシェア工房『ADX(エー・ディー・エックス)』へ。
・・と言っても、何かを製作しに来たわけではなく、お目当ては建物の外壁一面に描かれた壁画!
前にも、ポートランドはアーティストと市とお店が連携して街には壁画が溢れてるってお話をブログで書きましたが、この壁画もその一環で、実は描いたのは日本人アーティストのYOSHIさんという方!
しかも、名古屋出身の方!
直接お会いしたことはないんですが、いつもお世話になっている『Circles (サークルズ)』の皆さんとも交流があるらしく、この夏、描かれるまでの製作過程はずっとインスタで追っていました。
確か1週間足らずの製作期間だったにも関わらず、この完成度に、このダイナミックな迫力ですから!
実物をしっかりこの目で見ることが出来るのはやはり格別なものがあります。
このADX、友人が働く場所の近くだったので・・
「13:26」
『Portland Roasting Coffee (ポートランド・ロースティング・コーヒー)』へ。
友人のポールを直撃訪問。
一応、この会社の副社長で偉い人なんですが、アポも無しにいきなり、「ポールいます?」って訪問するのも失礼な話なんですがね。
「なんだよ、いきなり(笑)」
ってニヤっとしながらポール登場。
「1泊3日でポートランドに来た。今日来て、明日帰る。」
って伝えると、驚きながらもこれまたニヤっとしながら、「そうか」とすんなり受け入れてました(笑)
ポートランドの人たちのこういうリアクション、好きです。
この夏、ツアーの時も会えたけど、ほとんどゆっくりプライベートなお話する時間は取れなかったので、お互いの近況報告をしました。
ここでもまたラテを頂きました、この日既に3杯目。
「そういえば、今年中に新しく大きなカフェを隣に建てるんだ」と、そのカフェのオープン予定地へ行き、見学。
最近は空港にもスタンド式のお店を出したりと、ポートランドのコーヒー業界を長年牽引し続ける「Portland Roasting Coffee」の勢いは衰え知らず!
また次回訪問する楽しみが増えました。
「15:30」
ちょっと早めですが、ホテルにチェックイン。
プライベートでポートランド訪問する時はなるべく毎回ホテルを変えているんですが、今回も初めてのところ、『The Heathman Hotel (ザ・ヒースマン・ホテル)』。
あの村上春樹先生もお泊りになられたという、由緒あるポートランドの老舗ホテル。
ドアマンが中世の貴族みたいな格好してたり、ホテル館内はアートで溢れいたりと、ちょっと変わったホテル。
というか、ポートランドのホテルはどこも変わっているからこそ、色々こうやって宿泊席を変えてみるのもまた面白いです。
シャワーを浴びて、一旦落ち着いて、再び行動開始!
続いての場所は、今回の訪問でメインに据えていた場所です。
「16:20」
『Portland Japanese Garden (ポートランド日本庭園)』!
ポートランドからわざわざ1泊の旅行しながら、日本庭園に!?
そうです、日本庭園に、です。
実はここ、最近リニューアルオープンしたばかりなんです。
僕が初めて訪れたのは、留学した直後だったから・・18歳の時。
あれ以来だから、20年ぶり!
この日本庭園に関しては、改めてまた違うブログで詳しくご紹介します!
ポートランドにある、世界で一番美しい日本庭園
ゆっくり滞在すること1時間、続いては買い物もやはりしたいなってことで・・
「17:10」
毎度訪問を欠かさない、『Portland Gear (ポートランド・ギア)』へ。
思えば、ここ最近、このブランドのTシャツか「ポートランドリビング」のTシャツしか着ていない気がする。
ま、それだけお気に入りなんです。
今回は自分用に、Tシャツとスウェットを1枚ずつゲット。
番組プレゼント用に可愛いキャップも購入。
キャップが似合うならば、これ被りたい。。
買い物は続き、
「17:20」
『Danner (ダナー)』のフラッグシップショップへ。
デニムに合わせたら絶対可愛いと思う、紺色が入ったダナーブーツ。
でもね、これ、女性用なんです。
しかし、ここはアメリカ・・男性の足でも履けるでっかいサイズがちゃんとあるんです。
一番大きな10ってサイズで試着してみたけれど、僕は横にベタッと広がる典型的な日本人の足の形をしているから、やはり幅が狭くてきつくて。。
泣く泣く断念。
でもね、このブーツ、ツアーの時も3人(男性2人、女性1人)が購入したほどの人気でした!
「17:40」
ダナーが入るモールの目の前にあるのが、『Ace Hotel (エース・ホテル)』。
ポートランドの特集する記事なんかでは、ここのロビーがよく写真で使われたますよね。
ここに来た理由ですか・・それはですね・・
一人で旅していると、あまり自分が写る写真が無い・・
それはそれでちょっと寂しい・・ということで・・
このホテルのロビーに置いてある昔ながらの古い証明写真用の機械で、自分を撮影!
自分が写る写真をゲットだぜ!
・・これもこれで、ちょっと寂しい(笑)
携帯の充電もなくなってきたので、この後、一旦、自分が宿泊しているホテルに戻って、夜の動き方の作戦会議に。
続く!