ポートランドは”バイクタウン”、よく言いますよね。
自転車専用レーンが全米一整っていて、最近ではNIKEとコラボして始めたレンタルバイクサービスが本当に充実していて、街のあちこちにオレンジ色の自転車が溢れています。
しかし、この”バイクタウン”、もう一つの意味での”バイクタウン”でもあるんです。
「モーターサイクル」の方のね。
てか、そう、日本語がややこしい。
日本語で「バイク」っていうと元々こっちのモーターサイクルのことだし、最近ですよね、英語に習って自転車のことバイクって言ったりするの。
ポートランドのバイカーたちが集うお店があります、その名も『See See Motor Cycle Cafe (シー・シー・モーターサイクル・カフェ)』。
店内にごっついアメリカンなバイクが展示されてるのはもちろん、壁一面、ヘルメットで埋め尽くされていたり。
バイカーでなくともグッとくるデザインのTシャツやスウェットシャツなどのオリジナルグッズやジャンパー、グローブ、バッグなどの革製品の品揃えも中々のもの。
お隣はカフェで、店内BGMはゴリゴリのハードロックやメタル。
定員さんが着てたTシャツもIRON MAIDEN (アイアン・メイデン)で腕には可愛らしいドット柄の星と反対の腕にはガチな龍のタトゥーが入ってらっしゃいました(笑)
『See See Motorcycle Cafe』のホッドドッグは美味しいので、バイク乗りじゃないくとも純粋にカフェ利用する人も多かったですね。
もう一つ忘れてはならない、”バイクタウン”、ポートランドを象徴する世界のバイカーたちが憧れる有名ブランドがこの街にはあります。
『Langlitz Leathers (ラングリッツ・レザーズ)』
1947年に出来上がったブランドなので、今年は創業60周年という記念すべき年。
創業者のロス・ラングリッツ氏がバイカーの友人たちのためにトップクオリティーの革ジャケットを作ったのが始まり。
今でもポートランドの小さなファクトリーで完全オーダーの元、毎日、手縫いで一着一着丁寧に作られています。
留学中も何回かお客さんとして行ったことはあるんですが、実は、今から10年くらい前に、ZIP-FMの『オレゴンDAY』の取材としてちゃんと訪問したこともあるんです。
対応しくれたのは、創業者のロス・ラングリッツ氏の義理の息子であるデイブ・ハンセン氏。
(わお、若っ、自分(笑))
名古屋には日本初のLanglitz Leathersのみを扱う『Langlitz Nagoya (ラングリッツ・ナゴヤ)』があるので、名古屋からだって伝えると嬉しそうにしてくれて、さらに僕と母校(オレゴン州立大学)が一緒だったので、後輩が来たって余計に優しく色々取材に協力してくれました。
バックヤードに眠ってたロス氏が乗ってたっていうバイクにもまたがせてくれたり。
試着室に色んなステッカー貼ってあったんで、当時のZIP-FMのステッカーも貼らせてもらったり。
いつかここの革ジャンを自分のジャストサイズで作ってもらって、それ着てポートランドからコロンビアリバーを眺めながら、森から砂漠へと景色が変わる道をハーレーにまたがってツーリングをする・・って夢を持ってます。
未だ、バイクに一度もまともに乗ったことが無いけれど。