2年ほど前からずっと気になっててようやく行くことが出来た家具屋さんがあります。
『The Good Mod (グッドモッド) 』。
最初に訪れた2年前、その入り口が全くどこなのかわからなかったんです。
今回、たまたま運良くその入り口に入ろうとしてる人がいたんで一緒に入ってみると・・
なんとそこは古い古いエレベーター。
どれくらい古いかって・・えっとね、目的地に到着するまでずっとボタン押してなきゃいけないくらい古い(笑)
しかし、到着するやいなや、そこにはオッシャレーなヨーロピアンビンテージ家具から、それらをリメイクしたもの、またポートランドメイドの最新家具まで!
広い展示&販売スペースの奥には実際に作業場もあるみたい。
とにかくどこを見渡してもオシャレ。
古いものに格好良さを見出し、その”Coolさ”を全面に押し出す・・”今のポートランド”を体現したようなお店。
一方・・
こちらのお店、『City Liquidators (シティ・リクイデイター)』。
名前からしてすごい、「街の清算人」て(笑)
ここは40年以上前からここポートランドにあるお店。
家具屋って言えば、家具屋だし、雑貨屋っていえば雑貨屋だし、アンティークショップって言えばアンティークショップだし、洋服も売ってるし・・
何でも売ってるお店ですね。
うーん、とはいえ、『Good Will (グッド・ウィル)』などの寄付で成り立ってて本当に何でも売ってるお店・・とも違う。
一応、ちゃんとセレクトされてる・・ぽい(笑)
そのセレクトされた椅子たちが壁にかけてある。
とあるセクションでは、電光看板がズラーッと並んでたと思えば、
その横には、飲食店なんかに飾ってあるようなハンバーガーやシェイクの置物が。
売る気がそもそもあるのかどうかなマネキンのコーディネートに、
うわ・・
ヒョウ!
しかも、どれもこれも、結構強気な値段設定(笑)
このお店、むっちゃ広いけれども、1階で終わらず、2階にもどうやら家具が。
”FURNITURE”ってむちゃ主張してましたから。
あがるやいなやケンタッキーおじさんいたけど・・なんか怖いよ・・(笑)
ソファとか、キャビネットとか大型の家具が並んでました。
誰が描いたか・・絵画も。
そして、この時のお店のウリが、 「PDX(ポートランド空港)カーペット、入荷しました!」
以前に、ポートランダーたちは昔の空港のカーペット柄をファッションなどに取り込むことを一つのトレンドにしたってお話しましたが、その空港のカーペットを入荷した・・とのこと。
行ってみると、なんとそこには、”本物のカーペット”たちがズラーッと!
あの柄(デザインそのもの)をファッションとして取り入れて、靴下であったり、Tシャツだったりの商品ってのは見たことあったけど、まさかの本物!
本物のカーペット記事を使ってのクッション、キャップのアクセント、そして、玄関用マット!
家がポートランドのもので溢れてる我が家に、これは・・と思ったんですが・・本物だからね・・ちょいとばっちかったのよ(笑)
土足文化の無い日本の家の中に置くには・・ちょっと・・
でも、この本物にこだわる姿勢に敬意を表し、このオレゴン州の形したマグネットを購入。
ぶ厚い生地を小さく切ろうとしてるから、雑い(笑)
この小さなマグネットしか購入してないけど、あまりの見所の多さに、お店には1時間くらい滞在してしまいました。
やっぱり好きだなー、こういう””Werid”な感じ。
『City Liquidators』・・うん、確かに”街の清算人”だ。
そして、 ”昔ながらのポートランド”なお店です。