以前、僕の留学時代のホストファミリーが自分で一から家を建ててしまったってことをこちらの記事でも紹介していますが、本当にオレゴンの人たち、ポートランドの人たちって何でもDIYしちゃいます。
ここは「Rebuilding Center」。
建て替えや家を壊すってなるとそこからドアや便器やバスタブなどを引き取って、またそれを売るというお店。
むちゃくちゃ広い敷地にそれぞれのセクションに分かれて”モノ”が置かれ居ています。
家を自分で建てたりリフォームしたりする人たちはここで自分好みの”モノ”を購入していきます。
最近、このお店の入り口がこんな感じになったんだけど、なんだろこの中の無骨な感じに似つかわしくないファンタジーな感じは?(笑)
トンテンカンと日曜大工のようなことだけがDIYではありません。
自転車を自分でいじったり、ガーデニングやったり、野菜も自分で栽培したり、庭で鶏育てたり・・
何だって”自分で”やりたい人たちなんです、オレゴニアン、ポートランディアは。
今回の旅でビックリだったのは、このお店。
『Bee Thinking』
そうです、養蜂、つまり蜂蜜もDIYしたい人向けのお店なんです!
ここまで行っちゃうわけですね、このDIY精神は。
この蜂の攻撃から身を守る宇宙服みたいなやつ、ジャケットで85ドル(9000円くらい)でした。
最初はこれを揃えよう「養蜂家になろうキット一式」、これが70ドル(7700円くらい)。
買ったところでどうやって始めたもんかってなりますよね。
そんな人たち向けにちゃんと毎週、ワークショップが用意されています。
詳しく聞かなかったけど、多分、初心者向けから上級者用まで用意されてるんだと思います。
もちろん、こういった養蜂キットだけじゃなくて、お店が提供するオリジナル蜂蜜や、蜂蜜石鹸、リップクリームなんかも売ってたんで、お土産にも最適。
オリジナルTシャツもありました。
何でも自分でやることに意味がある。周りにはそれを助ける人たちがいる。
そうやってコミュニティが出来上がっていく。
だからこそ特別なものになる。
これがオレゴンのDIY、ポートランドのDIYです。