今年で4年目を迎えたLove It, Portlandも無事全ての行程を終えました。
毎年新しいことにチャレンジして、少しずつ変化をしながらパワーアップしています。
今年もステイシーさんという女性農家さんの畑でフードマイレージ(ほぼ)ゼロのランチを楽しみ、
その後、壁画が溢れるAlberta St. (アルバータストリート)へ。
夜は、ちょうどこのタイミングでポートランドの野球チーム、その名も「Portland Pickles (ポートランド・ピクルス)」の試合があるってことで、行きたい方を募って野球場まで。
真正面から見ると完全にホラーなピクルスのキャラクター、ディロンくんがお出迎えしてくれました。
(近くによると小声で普通に喋ってくるし、後ろからみると人肌らしきものが見えるし)
どうやらマイナーリーグでもなく、そこを目指す若者たちが頑張る超独立リーグらしいので、野球のレベルはうーんって感じだけど、『フィールド・オブ・ドリームス』に出てきたような小さな球場でくつろぐ時間は贅沢なものでした。
二日目は、恒例のファーマーズマーケットへ。
皆んなで回ると楽しい、楽しい。
だって、ちょっとずついろんなものシェアできるんだもの。
一口目のインパクトがとんでもなかったシカゴスタイルのピザに出会えました。
午後からは今回のツアーの最初の目玉、オレゴンコーストへ向かいましたが、その途中、我が母校、オレゴン州立大学にも少し立ち寄って頂きました。
はい、潔いくらいの職権乱用です(笑)
母校のビーバーTシャツを着る僕に対して、ライバル校であるオレゴン大学のダックを着る鰐部さん。
卒業して15年くらい経つんですが・・・未だにこのダックだけは着られない自分がいます。
いざ、オレゴンコースト沿いのNewport (ニューポート)という漁業で成り立つ小さな街へ。
そこで一泊。
晩御飯は、僕がオレゴンで一番のレストランだと思っている『Local Ocean Seafood (ローカル・オーシャン・シーフード)』ってお店で、新鮮なカニを使ったクラブケーキだったり、グリルしたイカだったりを頂きました。
宿泊した『Elizabeth Street Inn (エリザベス・ストリート・イン)』の粋な計らいで、夜は海岸で焚き火を囲むなんていう地元の人たちらしい過ごし方も!
翌日は朝からビーチを散歩。
その後、次の目的地のCannon Beach (キャノンビーチ)へ!
ここは映画『グーニーズ』のオープニングシーンでも使われたビーチで、壮大な” Haystack Rock (ヘイスタックロック)”っていう島みたいな一枚岩を眺めながらこれまたビーチをお散歩。
朝8時出発という早起きした甲斐あって、このビーチでも思った以上にのんびりできました。
ランチ後にポートランドに戻って各々自由時間。
僕は大学時代からの親友ペドロとご飯へ。
毎度なんだけど、腹の底から笑わせてくれるマイバディ。
次の日は基本1日皆さん自由行動の日だったんですが、オプションツアーとして、オレゴンのワイナリー巡りを!
夏の気持ち良い日差しの中、眼下に広がるぶどう畑を眺めながら美味しいワインが飲めたら良いな・・くらいのことを理想としていたんですが、その理想をはるかに超えるものがそこにはありました(笑)
このワイナリー巡りだけでも相当お話広がるので、こちらはまたの機会に。
もう、素晴らしすぎて言葉を失うってのを久々に経験しました。
「最高、もう、最高!」しか出てこないんです、喋り手のくせして。
ポートランド出発当日も、友人ポールの計らいで、朝から『Portland Roasting Coffee (ポートランド・ロースティング・コーヒー)』の工場見学。
いつも名古屋で週5は通ってる『MITTS COFFEE STAND (ミッツ・コーヒー・スタンド)』のバリスタ、マイマイがここのカフェでバリスタ体験!
まさか、マイマイがいれるラテをポートランドで飲めるなんて!
最後は、全米一オモテナシ度の高いPDX空港で買い物したり色々食べたりして、帰国するギリギリまで遊んでました。
ツアーをする度に毎度思うことがあります。
それは、楽しみ方に正解なんてないし、その楽しみ方を無限に教えてくれるのが、このポートランドという街であり、オレゴンの大自然なんだなって。
そしてそれを改めて教えてくれるのがこのツアーに参加される皆さんだなって。
現地の人たちと同じような感覚でカフェを楽しんでたり、行く場所に合わせて一緒に参加のお友達とお揃いのコーディネートしたり、会う人会う人に折り鶴あげてたり、元々知らない人同士であっても、たまたま現地で買ったものを着た日が被ったからアーティストのジャケ写風に写真撮ってみたり。
今回初めて参加して下さった僕と同じ名字の小林さん(てっちゃん)なんて、小さい頃オレゴンの新聞に載ったらしく、その記事をプリントしたTシャツを自作してその新聞社訪れて編集長に会ってきたり(笑)
で、このてっちゃん、さらにぶっとんでて、「あなたの夢はなんですか?」ってのを街行く人たちに聞いて、その答えを自分の着ているTシャツの背中に書いてもらって歩いたそうです(笑)
書いてもらった直後は見ること出来ないから、それを日本に帰ってから見るのを楽しみにしてました。
チラッとみた他のツアー参加者の方が教えてくれたんですが、みんなの夢に混ざって、「God Bless You (あなたに神の御加護がありますように)」って書いてあったそうです。
完全に可哀想な子だと思われてる(笑)
でもね、これ、まじで真似したいってちょっと思いました。
そんな遊び方の発想出てこなかったもの!
ポートランドの標語が ”Keep Portland Weird”(ポートランド、変なままでいようぜ)ですが、まさにこのツアーも、”Keep “Love It, Portland” Weird”、今回も変なまんまだったし、これからもそうありたいと思います!