ここはいわゆる「オープンラボ」。
会員(月に50~200ドルの会費)であれば誰でも自由に出入りが出来て、ここで”自分の好きなもの”を自由に工作することが出来るんです。
全くの素人さんから、かつてプロとして物を作ってたクラフトマンまで、ここに通う人は様々。
定期的にワークショップも開かれているので、道具の使い方を知らなくても、また何から始めたらいいのかわからない人も、「やる気」さえあれば誰だって何だって作ることのできちゃう場所。
訪れた時も、
15歳の子が学校終わってからトータルで200時間かけて作ったっていうボート、
他の会員さんが残した”廃材(木切れ)”のみで作ったっていう球体、
ギターにちょっと変わったDJブースに、
自分たちの住む家まで!!
そしてこれがまたポートランドらしいなと思ったのが、地元企業が自分たちのお店の看板なんかをここに依頼してるってとこ。
(HOTLIPSというポートランド内でチェーン展開しているオーガニック野菜などを使ったピザ屋さん)
材料費といくらかの工賃を払って、ここに通う会員さんにお願いをする。
どこかの業者に頼むんじゃなくて、ここでもしっかり地元のコミュニティとつながっていく。
またADXも単に物作りをするための場所ではなく、この”コミュニティスペース”の役割を果たすことを目的の一つとして設立されているんです。
壁に大きく書かれたこの信念がかっこよかった、
「Work Together」!
ツアーコンダクターの鰐部さんはプロもビックリするくらいのクラフトマン。
自分の作品「ビッグフットキーホルダー」を案内してくれたサラさんに渡していました。
そして、こっそりここに忍ばせ、写真を一枚。